【肘をつくと痛い】ピカチュウがヒジに住み着いた~肘頭滑液包炎~

凸なべの左肘にピカチュウが住み着きました。

 

凸なべ
ども!子どもの頃、ナメクジを素足で踏んだ感覚が忘れられない凸なべです。トラウマです。
ある日突然、机などに肘をついたときに、電気が走ったような痛みが出るようになりました。特にぶつけたような記憶もなく、見た目に傷があったり腫れていたりはしていないのですが、肘をつく角度によっては『はうぁ!!』と声が出るほど痛いのです!!

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異変の始まり

始まりは5日程前。肘の内側が猛烈にかゆくなり、見てみると直径1.5cm程の発疹が。

凸なべ
完全に虫刺されだ~。

 

凸なべの職場は(良く言えば)自然豊かな郊外にあるので、やべぇ奴(虫)に遭遇する機会が多いです。見たことも無い虫とか、何食べたらそんなにデカくなれんの?っていうような虫が数多く存在しています。オフィスワークなので社内では見ませんが、駐車場から会社までの徒歩5分くらいの間に出逢っちゃいます。

肘の発疹に気づいたのも仕事中だったので、『朝、やられたな。』って思いました。そんな危険地帯に居るせいか、同僚に虫に刺されたらしいことを報告するとすぐに出てきた『液体ムヒ』。準備良い~!ありがたく使わせて頂きました。

しかし、帰宅後あることが発覚!!家のムヒが切れてたのです!!もう、ムヒの効力が消えるとかゆくてかゆくて。とりあえず、オロナイン軟膏を塗ってみましたがかゆみにはあまり効果が無かった模様。翌日、速攻でムヒを買いに行きました。

凸なべ
やっぱり虫刺されには『ムヒ』ですね!!

左ひじの痛み発生

ムヒのおかげで、かゆみも腫れもほとんど引いた頃。仕事中にパソコンを打っていると、左ひじに一瞬の激痛!!

凸なべ
痛っ!何!?

 

ホントに激痛だったのですが、肘を見てもちょっとした虫刺されの跡が残っているだけで、赤くなっていたり腫れていたりもせず。そして、押しても痛くない。

凸なべ
??気のせい??

っと思った次の瞬間。机に肘を突いたら再びの激痛!!

凸なべ
はうぁ!!

 

どうやら、固いモノに肘をつくと痛いらしい。

そして角度も重要な模様。PCを打つとき机についている肘の角度、字を書くときノートを抑えるとき机についている肘の角度(凸なべは右利きなのでノートに沿える側の肘をつく角度)、ひじ掛けに置いて体重を軽く乗せたときの角度。

 

肘を曲げたときに一番出ている骨(肘頭骨)より、やや内側に体重がかかったときに、肘に電撃が来る!!マジもうピカチュウかっていうくらいにピッカピッカしてくる

ちなみに虫に刺された箇所は、痛いと思われる部分よりさらに内側。虫刺され部分は特に痛くもかゆくもない状態でした。

似たもの親子:父も同症状になっていた

実は、1年ほど前に父も同じような症状を訴えていました。

 

『左肘が虫に刺されたみたいで、かゆくて。』といってムヒを塗ってました。かゆみが収まった頃、肘をつくと痛いと言い始めたんです。父の場合はちょうど肘頭骨のところに、何かごろんとした腫瘤のようなものが出来てました。ちょうど別の症状で皮膚科に通っていたので、ついでに診てもらったところ原因不明と。何か溜まっていないか注射で抜いてみたけど、何も出なかったと。

とりあえず、肘をつかないようにして様子を見ましょうということになった。その後も忘れて肘をつくたびに、『痛っ』となりながらも、1年弱で回復。現在は痛みなし。

 

凸なべの場合も腫れてこそいませんが、発症からの経過はほぼ同じ。ホント似たもの親子ですね。

凸なべ
1年前は、ちょっと肘ついたらスッゴイ痛いんだという父に対し、またまた大袈裟なみたいな対応をしていたのですが、今は文字通り痛いほどわかります。だって、肘でピカチュウがピッカピッカするんですもん!!

肘頭滑液包炎とは

父の時は雑な対応を取っていた凸なべですが、人間じぶんのことになると必死になります。めっちゃ検索しました!そして、1つの疾患の可能性が浮上。それが、滑液包炎。肘の場合は肘頭滑液包炎、肘関節滑液包炎というそうです。

肘頭滑液包炎とは、肘頭の皮下にある関節滑液包が機械的刺激や感染によって炎症を生じて痛みと腫れを生じることである。

出典:肘頭滑液包炎 | 今日の臨床サポート – 診断・処方・エビデンス –

滑液包とは、肘などの皮下に存在し少量の滑液(液体)が貯留している場所。この液体がクッションの役割を果たし関節の動きを滑らかにしています。この滑液包内が機械的刺激(使いすぎなど)や感染などによって、炎症を起こすのが滑液包炎

 

症状は、痛みと腫れ。感染が原因の場合は赤く熱を持つこともある。

治療は、軽い場合は安静(肘をつかない)が最も重要。そのほか、腫れがひどい場合は注射で液体を抜いたり、感染が原因の場合は抗生物質を使用したりするようです。

 

右利きの凸なべは、頬杖など肘をつく機会は圧倒的に左ひじの方が多くなります。いろいろ調べてみた結果、この滑液包炎が一番近い気がしました。なるべく安静にしていたら治った父も、きっとコレだったのであろうと思われます。

虫刺されとの関連性は?

そこで、気になるのが虫刺されとの関係です。父も凸なべも、始めは虫刺されのような発疹とかゆみが出現し、数日後痛みが出るようになりました。

 

ネットで調べてみましたが、虫刺されが原因で滑液包炎になるという情報は見当たりませんでした。虫刺されは無関係で、たまたま親子シンクロしただけなのかもしれませんが、もしかすると虫に刺された毒素が肘の滑液包内に入り込んで炎症を起こした可能性も0ではないと思います!

どんな虫に刺されたのかだけでもわかれば良いのですが、今のところコレは仮説でしかないので、真実は闇の中です。

今後の展望

とりあえず、父に倣って安静にするよう心掛けて生活していこうと思います。きっと滑液包炎なら治るハズ。

ですが、電撃にやられまくっているんですよね~、特に仕事中。集中しているとつい普段通りPCを操作し、机についている肘がある一定の角度になるとピカピカ~って。

凸なべ
肘にピカチュウ飼ってるの忘れてた~(/TДT)/あうぅ・・・・

 

肘サポーターとかを買えば良いのかもしれませんが、近くのドラッグストアにあったのは肘のねじれや伸びを抑制するタイプのモノ。薄くクッション素材ではないので、コレしても意味なさそうといった感じ。それよりは、スポーツ用品店などで販売しているバレーボールとか自転車に乗るときとかにするサポーターの方が、今回の用途にはあっているかもしれないと思います。

そんなとき、ドラックストアで販売していた食器洗いのスポンジが目に入りました。『これ柔らかいし厚みあるし良さそう』幸いにも北海道はまだ長袖の時期。仕事中は長袖シャツに食器洗いのスポンジをINし、肘あてにしてみました。

凸なべ
バツグン!!バツグンの包容力!!PC打っても痛くない、ひじ掛けに置いて体重掛けても痛くない!ブラボー!!!

 

そして、会社の人に『何か、肘のとこ膨らんでない?』と言われたら、

凸なべ
自慢気にスポンジを取り出し、事情を説明すれば軽い笑いも取れます(〃∇〃) てれっ☆
BlackCat
正確には苦笑いじゃにゃいの?

 

治ることを期待して、しばらくはコレで様子を見てみる予定です。

凸なべ
肘に注射するとか、……無理。

その後の状態

【2018年10月26日 追記】

肘にピカチュウを飼い始めて、5ヵ月弱。最近は、急に電撃を喰らわされることも少なくなり、まずまず平和に共存しております。

出来る限り肘を付かないようにして安静にし始めてから、2ヶ月ほどで肘あては無くても良いほどまでに回復。現在は、何気なく頬杖をついてしまったときでも、ほとんど痛みはなくなりました。

ですが、頬杖をついてガッツリ体重(顔重?)を掛けてしまったときなど、負荷が強いとピカチュウが暴れ出しますので、完治にはもう少しかかりそうです。

 

【2019年1月9日 追記】

昨年末までは、頻度はまれにといったくらいで痛みの程度も初めに比べれば軽いものでしたが、頬杖をついたときなど一定の動作・重さがかかった場合に一瞬走る痛みだけは継続していました。

ところが、年も明けた2019年1月14日現在では、強めに肘をついても痛みが走ることがなくなっています!

 

これまでも、なるべく肘を付かずに安静にを心がけてはいましたが、仕事中などはPCを操作したり文字を書いたりすることが多くなるので、左ひじが机などに接触している時間が長くなってしまうのは当然です。

今回、年末から年始にかけての9連休だったことで、PC操作や文字を書いたりすることで肘が机に接触する時間が圧倒的に少なかったのです。今まで以上に左ひじの安静が保たれていたと考えられ、まれにあった痛みも無くなるまでに完治したのではないかと思います。

凸なべのこれまでの安静は「気をつける」程度のもの。ですが、滑液包炎の治療でいわれる安静は、凸なべが思っているより「気を付ける」程度ではなく「しっかりとした安静」、極端に言えば、肘をまったく付かないというくらいのものが必要だったのだとわかりました!

 

年末年始の長期休みも終了。今後、また仕事で肘をつく機会が増えたらどうなるのかを見ていきたいと思います。

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