
バセドウ病歴20年以上。
多種多様な自覚症状に悩まされ、一大決心で受診した病院でバセドウ病と診断。内服治療を実施中です。

⇓ちなみに貰ったシーサーガムはこちら


進学に伴い病院を変更。イロイロなことが重なり、甲状腺は制御不能状態に!
凸なべの甲状腺、ホント根性ありますわ~。その根性を少し本体(凸なべ)に分けてくれれば、もう少しまともな仕上がりが期待できたんですけどね。
バセドウ病を悪化させながらも何とか看護学校を卒業。社会人としてスタートを切ったものの、早々と挫折。その理由はバセドウ病?それとも……。
スポンサーリンク看護学校も卒業間近、元の病院へ帰還
看護学校も最終年を迎え、実習や卒論も何とか終了。あとは、国家試験に向けて自己学習がメインとなったころ、いつにもまして強い倦怠感が続いていました。
このころ2年間くらいは、甲状腺ホルモン値の落ち着かないUPDOWNの激しい状態が続いていました。
倦怠感は強いものの、バセドウ病の症状である動悸・息切れ、手の震えなどは、それほどでもなく『実習とかが終わって気が抜けたのかなぁ?』程度に思っていました。
自宅学習で登校しない日も多くなったので、看護学校入学前まで通院していた病院に戻ることにしました。
※当記事より、凸なべは成人・社会人にもなっているので、かわいい猫のアイコンを卒業し、いつもの凸なべアイコンになっています。ご了承ください。
転院後、最初の診察で思いもよらない事実が発覚


血液検査の結果、肝臓の機能を表すGOT、GPTのい値が高値を示しており、肝機能障害と診断を受けました。
前の病院では血液検査で肝機能は調べていなかった模様で、前院からの診療情報提供書にも肝機能の数値が記載されていなかったとのこと。そのため、いつから高値だったのかは不明。
そして、肝機能障害は内服しているメルカゾールの副作用で出る場合もあれば、バセドウ病が原因でなる場合もあるとのこと。
ひとまず、メルカゾールは1日3錠(15mg)で継続。肝機能の改善を図るため、ウルソ錠50mgを追加で内服することになりました。
社会人:看護師1年目での悪化
ウルソ錠の内服で、幸い肝機能は数ヶ月で正常値に。身体のだるさも軽減し一安心。
甲状腺ホルモン値は正常よりやや高めで経過していたため、メルカゾールは1日3錠で継続。
このころは無事、社会人となって働き始めていました。
凸なべが初めて看護師として勤務した病院は、3交代制(日勤・準夜勤・深夜勤)の循環器病棟。HCUも併設されている病棟で(凸なべ的には)わや忙しい。

働き始めて3ヶ月ほど経ったころ、甲状腺ホルモン値が久しぶりに正常値の範囲内となったため、メルカゾールを1日2錠(10mg)へ減量。
そこそこ順調な経過を辿っていたのですが、減量してから半年、社会人になって9ヶ月ほどで、徐々に身体に異変を感じるようになりました。
最初の症状は、お腹を下しやすくなったこと。慣れない仕事や環境、不規則な生活習慣がたたって疲れが出たのだろう、くらいに思っていました。
ですが、感じる異変は増えていきました。
- 注射器に薬液をつめるとき、手の震えがひどく時間がかかるようになった。
- 手が震えて、看護記録が書きづらくなった(当時の凸なべが勤めていた病院は電子カルテではなく、紙カルテでした)。
- ナースコールなどでナースステーションから一番端の病室まで早歩きで行くと、息切れがひどく会話が困難なことも(この時の心拍数は140~170程度)。
- 食欲増進
- 体重減少
ここまで来たら、もうイヤな予感しかしませんよね。
はい、甲状腺ホルモン値再上昇ーーーーーーー!!!
メルカゾールは1日6錠(30mg)へ増量となりました。
初めての職場を1年で退職
この頃のバセドウ病による症状は、仕事にも支障を来し始めていました。
手の震えで注射や点滴もまともに出来ず(もともと上手な方ではありませんが)、それどころか食事の介助でさえままならず。

そんなこんなで、退職を決意!!
……というのは、言い訳な気もします。
身体がツラかったのは確かですが、それよりも精神的な部分が大きかったように思います。
凸なべの豆腐以下メンタルが退職の一番の原因
凸なべはプレッシャーに弱く、メンタルも豆腐に遠く及ばない。それなのに焦りや不安を態度に出せない、周りに気づかれたくない、助けを求められないという変なプライドを持ち合わせています。
こういう人が看護師をやるとどうなるか。……詰みます。
メッチャ忙しくて焦っているのに涼しい顔で歩いているため、患者さんにとっては何やら話しかけやすい、絶好のターゲットと化しているようなのです。
そして、外面だけは良いので、


ってな具合に、頼まれごとが増える一方。
でも、確かに他の看護師さんはみんな忙しそうで、凸なべとしても頼みづらい。もう、座っているヒマもないほど忙しいってな日々を送っていました。
看護記録を書くヒマも取れないので、結構遅くまで残っているのですが、新人はみんなそんな感じらしく、先輩ナースにしてみれば特別仕事が遅いわけではないという認識のようでした。
先輩ナースたちからは『凸なべは落ち着いてるし(内心はパニックなんです)、表情良く働いている(外面が良いだけです)から、大丈夫でしょ』的な、謎の高評価を受け、プレッシャーがハンパないって!!
プレッシャーやら命の重さやら、変な期待やらがドッサリ重く圧し掛かって、凸なべはメンタルブレイク寸前に。
そこへ来てバセドウ病の悪化もプラスされ、『辞めるにはもってこいの理由じゃん!』って感じで、退職を決意。
なので、バセドウ病は後付けで精神的な面が主な退職理由でした。
