何度目かのバセドウ病再燃。メルカゾールを15mg(1日3錠)に増量して1ヶ月後には、正常値へ。そして、3錠と2錠を交互に内服するようになって2ヶ月が経った定期受診日。主治医から説明された内容は、20数年に及ぶバセドウ病闘病生活において初めての結果に。

前回の定期受診日から2ヶ月。
メルカゾールは1日3錠、2錠と交互にまじめに内服を続け、自覚症状も悪化することなく、体調も比較的良い感じで過ごしていました。
ですが、凸なべの自覚とは裏腹に何やら不穏な状況? 主治医から聞きなれない検査を指示され、一気に不安に……。
メルカゾールが効き過ぎた またもや甲状腺機能低下
仕事が休みな土曜日に受診した凸なべ。いつも混んではいるのですが、この日の混み具合は驚くほど。血液検査に呼ばれるまでも1時間以上かかり、そこから診察まで2~3時間待ちとのこと。
せっかくの土曜日が、待っているだけで終わってしまいそうだったので、血液検査だけしてもらい後日(2日後)に結果を聞きに行くことに。
調子も良いし、今回は自信があったんですけどねぇ……。
血液検査をした2日後に再受診。この日も混雑していましたが、結果を聞きに来ただけなので30分ほどで診察に呼ばれました。

<甲状腺ホルモン値/甲状腺刺激ホルモン値>

甲状腺ホルモン値(F-T3)が低値になり、甲状腺刺激ホルモン値(TSH)が高値と典型的な甲状腺機能低下症の結果でした。


体調も良かったので、ここまでは余裕があったのですが、主治医から渡された検査結果の用紙に見慣れない文字を見つけて一気に不安に。
低下症よりも気になる検査結果の見慣れない文字

と言いながら、見せられた血液検査結果に見慣れない数値と文字を見つけました。


今まで、TRAb値は高値なことはあっても「40以上」と記載されているのが最大値でした。なので、驚きの数値に思考が停止。
【追加検査】ブロッキングって何!?

何のこっちゃかわからないまま、とりあえず「はい」と答えてました。
イマイチ思考停止状態から復帰できていない状態で聞いていたので微妙な記憶ですが、追加の検査結果次第では、メルカゾールを止めて、甲状腺ホルモン薬(チラーヂン)だけを飲むという状態になるかもしれないらしいです。

と聞けば良かったのですが、テンパり過ぎて頭が回転せず、フワッと検査して帰ってきてしまいましたww

追加で実施した検査は、「ブロッキング」と主治医がオーダーしていました。調べてみると、どうやら「ブロッキング抗体(TSBAb)」と呼ばれるもののよう。いつも検査しているTSH受容体抗体(TRAb)には、刺激抗体TSAb とブロッキング抗体TSBAbがあり、今回調べることになったブロッキング抗体(TSBAb)は甲状腺機能低下症の原因になるもの。
バセドウ病で、急にメルカゾールが効き過ぎて低下症になった場合に増えることもあるようで、治療の見直しが必要になるようです。
やや不安はありますが、しっかり聞いて来なかった自分の責ですので、次回の受診日には冷静に話を聞いて来ようと思っている次第であります!
ちなみに、前回までやや高値だった肝機能の結果は、バッチリ正常値となっておりました。
<肝機能>

次回は、2ヶ月後の予定。
それまでは、メルカゾール1日10mg(2錠)に加えて、チラーヂンS75μg(1錠)の併用療法となりました。
ともかく、結果が出ないことには何もわからないということで、あまり深く考えず2ヶ月間を過ごしていきたいと思います。

参考:甲状腺専門医・内分泌代謝の長崎甲状腺クリニック、橋本病―甲状腺機能低下症 沖縄県医師会_沖縄県医師会報