
バセドウ病歴20年以上。
多種多様な自覚症状に悩まされ、一大決心で受診した病院でバセドウ病と診断。内服治療を実施中です。

転職に転職を重ね、全く落ち着かない凸なべとは裏腹に、甲状腺ホルモンの値は超安定!超イイ子!!
メルカゾールを減量しても、甲状腺ホルモン値が安定していたため、2度目の休薬にチャレンジすることになった凸なべ。
1回目の休薬チャレンジは、半年後に再燃し失敗。
2回目のチャレンジは成功なるか!?
スポンサーリンクメルカゾール減量後も安定の甲状腺
凸なべの甲状腺くんは随分と聞き分けが良くなったようで、メルカゾールを減量してもビクともせずに安定。これは完全寛解に向けて良い兆しだと思いました。
当時の仕事は出張に行くと夜遅くまでになることが多く、土日も仕事。2週間くらい行ったままということもありました。
身体的にも精神的にもかなりキツかったですが、派遣社員として行っていたので、働いた分は時給が発生します。このときは、普段では考えられないほど稼いでいました笑
それが心の支えになっていたのでしょうか?いつもストレスに弱く、それが甲状腺のホルモン値にも何かしらの影響を与えているのかと思われるほど変動していましたが、このときは安定していました。
TRAb値も陰性のまま安定し、メルカゾールの量も土日は内服お休み(週休2日)⇒1日おきに1錠内服⇒土日のみ1錠内服と徐々に減量。
寛解への期待
TRAb値が陰性になってから、メルカゾールの内服量を徐々に減量して8ヶ月後、ついにこの日が!!
2度目の休薬チャレンジです!!
前回、休薬したときよりも甲状腺ホルモン値の変動も少なく、メルカゾールの減量にもビクともしない!

<甲状腺ホルモン値/甲状腺刺激ホルモン値>

仕事は退職(ニート期間)
この休薬が決定したとき、凸なべは人生で何度目かのニート期間でした。ただ、今回は仕事辞めたい病が発症したわけではありません。
派遣先の会社に電子カルテの導入を依頼していた病院があったのですが、どうやら導入直前になってお断りされたようで、急に仕事がなくなりました。よって、派遣契約も打ち切りというわけで無職となりました~\(^o^)/
ですが、今回は完全に会社都合なので1ヶ月間は給与が保証されていましたし、その後も失業保険がすぐに支給となりました。
また、時給も高く出張に伴う残業や休日出勤などで稼いでいたので、失業保険の貰える金額も、今までにない最高額を叩き出しました!
国民健康保険料も割引されるし、ウハウハです!!
なので、気持ちはまだ楽な感じ。しかも、失業保険をもらい出して1ヶ月後には次の職場が決定したので、早期就職による再就職手当も支給され、メンタル的に安定していました~。
休薬から3ヶ月後。再発!?胸部違和感
休薬から3ヶ月。新しい派遣先で働き出して2ヶ月後。胸部に違和感を感じ始めます。
今までに感じてきた動悸に加えて、不整脈。いわゆる脈が飛ぶ感じがわかる頻度が高くなりました。以前からちょっとはあったのですが、三十路にもなれば多かれ少なかれ不整脈くらい出るだろうと、そんなに気にしていませんでした。
ですが、明らかに飛ぶ回数が増え、そのたびに胸のあたりがモヤっとするというか、何か喉に詰まったような感じがするというか。

長いことバセドウ病で心臓に負担もかけていますし、いろいろガタが来ているのかと思います。不整脈が少し増えただけなら、それほど気にしなかったと思います。
ですが、今までの経験から明らかにわかる身体の違和感。動悸の感じや暑さの感じ方、ペンを握った時の違和感などが出現してきました。

違和感は気のせいではなかった
2回目の休薬。1回目が失敗に終わったので、凸なべの神経が過敏になっていて『ちょっとした違和感をバセドウ病再発だと思い込んでいるだけかも、気のせいかもしれない』という期待を抱いていました。
凸なべが特技とする現実逃避の術です。
ですが、はっきりさせないわけにはいかないので定期受診の日付を早め、意を決して受診。
<甲状腺ホルモン値/甲状腺刺激ホルモン値>

再燃確定~。2度目の休薬チャレンジはアッサリと終わりを迎えました。
内服治療再開
メルカゾールが1日3錠(15mg)で再開となりました。今回は短かったですね~、一瞬でした。でも、再燃したかどうかの判断は早くなりました。さすがに身体に染みついたというか、すぐわかりますね。

バセドウ病の新たな症状発見 ※個人差あり
そして、ここでバセドウ病悪化中の新たな症状を発見しました!それは、嘔吐反射が強くなること!
凸なべはちょうどこのころ、歯医者に通っていました。前歯が欠けてしまったのを気に、前歯をセラミックに。そして、ついでに奥歯の銀の詰め物も白い被せモノに一新するためです。
こういった歯の治療のためには、頻繁に行わなければならいことがあります。それは、『歯の型をとること』。
この型を取る作業ですがバセドウ病が悪化していず正常値のときは、オエっとなったりまではせず我慢できる程度だったんです。ですが、バセドウ病が悪化しているときは型の器具を口に入れた瞬間から、胃カメラでも飲まされてるのかってくらい、オエオエしちゃって大変!
2週間に1回程度の頻度で歯医者に行っていたのですが、1カ月前までは大丈夫だった型取りが急にダメになり、何で急に我慢できなくなったのかと超疑問でした。ところが、メルカゾールの内服を再開して数値が落ち着いてきたら、型を取るのも大丈夫になったんです。

主治医にも聞いてみましたが、症状の出方には個人差があるので一概には言えないそうですが、いろいろ敏感になったりすることもあるので、そういう症状がでる可能性もある、とのことでした。
確かにこれまでも、太陽の光がすごく眩しく感じたり、お皿とスプーンが当たったときのような金属のぶつかり合う音が、耳をふさぎたくなるほど気になってしまったりといったことはあったので、それと同じような感じなのかもしれません。

さぁ、メルカゾールの内服も再開しましたので、寛解を目指して再出発です。まずは、甲状腺ホルモンを正常値に保ちながら、TRAb値が陰性になるのを待ちます。

しかし、内服治療を再開し値も安定してきたころ、主治医から衝撃の発言が飛び出します!