
バセドウ病歴20年以上。
多種多様な自覚症状に悩まされ、一大決心で受診した病院でバセドウ病と診断。内服治療を実施中です。

治療開始からはじめての休薬許可が出たのもつかの間、半年ほどでバセドウ病が再燃。内服再開で無顆粒球症の疑い。
内服治療の継続が不可となる瀬戸際でしたが、白血球の値も何とか持ち直し気持ちも新たに内服治療に励みます。
今となっては何の違和感もなく、毎朝メルカゾールを内服している感じになっちゃっていますが、あきらめず寛解を目指しております。
そんな時に再び勃発した夜勤問題からの、転職&転職&転職。まったく忍耐力の欠片も無いですが、長年培った性格はそう簡単には直りませんね~。
スポンサーリンクメルカゾール服薬再開後
メルカゾールを再開し、チラーヂンとの併用療法を続けていました。甲状腺ホルモンが正常範囲内に納まるように薬の量を調整していただき、特に問題も自覚症状もなく過ごせておりました。
甲状腺ホルモン値はすぐに正常にに入りました。TRAb値はなかなか陰性とはならず、数ヶ月に渡り40以上という高値が続きました。
ですが、再開から4ヶ月後にようやくTRAb値が30台となり、その3ヶ月後には20台と、内服治療の効果は徐々に表れてきていました。
またもや退職
当時、6ヶ所目のコールセンターで働いていた凸なべ。このコールセンターでは長く勤めていたので、このまま続けていけるかもと思っていたのですが、またもやアノ問題にぶち当たります。
そうです、夜勤問題です。
このときのコールセンターは24時間対応のコールセンターだったものの、女性は設備の問題で夜勤なしというコールセンターでした。
ところが、コールセンターの場所を移転することとなり、移転先には女性の宿直設備も完備されているということで、1年後には夜勤対応が必要となることに。
それでなくても、バセドウ病の休薬に失敗したばかりでしたし、夜勤をしてまた悪化したらという不安もあり、2年10ヶ月勤務という凸なべの最長記録を叩き出したコールセンターを退職することにしました。
事務職を目指して
数ヶ所のコールセンターに勤めましたが、長く続きそうなところはいつも夜勤という問題にぶち当たり退職してきたので、絶対夜勤がない事務職を目指すことに。
ですが、事務経験もないのに雇ってくれるところが、そうそうあるわけがありません。そのため、コールセンターを辞めると決めてから、事務職を目指すにあたって役に立ちそうな資格を取得しにかかりました。
まずは定番のMicrosoft Office Specialist(Word/Excel)。そして、看護師時代の医療知識を活かして医療事務管理士、そして医療事務の最高峰と言われる診療報酬請求事務能力認定の資格を取得。
派遣での働き方に慣れていたのと、派遣の面接の楽さに慣れ過ぎていたので、派遣での仕事を探しました。
そこで勧められたのが、外来クラーク業務。いわゆる医師の診察補助業務ですね。後々は医療事務として働くこともできるということで、せっかく取得した医療事務資格ももったいないと思い、働いてみることに。
外来クラーク業務は、無理だった
ハードでした。数年コールセンターで働いてきたことと、バセドウ病になってから運動機会がほとんど無く基礎体力がなくなっていたことも重なって、立っているだけで結構ツライ笑
しかも、勤務先の病院が家から遠く片道1時間以上かかることもあって、4ヶ月で音を上げ契約更新せずに退職。
やはり、現在の凸なべの体力では座り仕事でないとキツイ見たいです。
甲状腺ホルモン値は安定
クラーク業務は無理でしたが、そんな中でも甲状腺ホルモンの値は安定していました。
メルカゾール内服治療を再開して10ヶ月後、TRAb値が10台に突入!
<甲状腺ホルモン値/甲状腺刺激ホルモン値>

このころには、定期受診の感覚も3ヶ月になっていました。
TRAb値も順調に下がっていってました。
13ヶ月後:11.8
16ヶ月後:7.6
メルカゾール1日2錠へ減量
メルカゾール内服治療再開から1年7ヶ月後、メルカゾールが1日2錠(10mg)に減量となりました。
<甲状腺ホルモン値/甲状腺刺激ホルモン値>

念願の事務職系へ就職
クラーク業務を辞めて2ヶ月後、念願の事務職”系”への派遣が決定しました。
一般的な事務職とはちょっと違う感じだったので、事務職”系”としています。電子カルテに関わる業務をしている会社で、主に資料作成やマスター管理という業務内容でした。
デスクワークで主にPC使用の業務、しかも内容は医療系で医療事務の時に勉強した診療報酬の知識も役に立つ!
ですが、途中から出張業務が!そうすると、急にハードモードに!電子カルテを導入する病院に出向き、使用方法のレクチャーやトラブル対応から、病院内のPCやプリンターの設置まで。突如『デスクワーク?なにソレ、美味しいの?』ってな具合に。
でも、時給が破格で良かったので、可能な限り稼ごうと頑張っていました。
メルカゾール1錠へ減量
内服治療再開から2年5ヶ月後、ついにTRAb値が陰性に!
<甲状腺ホルモン値/甲状腺刺激ホルモン値>

この結果を受けて、メルカゾールが1日1錠(5mg)へ減量となりました。
