バセドウ病闘病中⑪~夜勤でバセドウ病は悪化するのか?~

バセドウ病歴20年以上。
多種多様な自覚症状に悩まされ、一大決心で受診した病院でバセドウ病と診断。内服治療を実施中です。

 

凸なべ
ども!100mLほどの缶チューハイで具合が悪くなった凸なべです。悲しいほど下戸です。

 

バセドウ病の症状だと思っていた運動時の息切れや動悸が、ただの運動不足による体力低下だと気づき、『そうだ、転職しよう!』とよくわからない結論でオフィスワークへ転職。

関連記事
看護師としての勤務に限界を感じた凸なべは、何とかオフィスワークへの転職を目指し、ある方法を思いつきました。うまく行くかどうか。

バセドウ病闘病中⑩~人には向き不向きもある!看護師を辞めるとき~

2018年7月14日

バセドウ病も治りませんが、転職グセも治りません。どうしたもんでしょう。

スポンサーリンク

ついに、OLデビュー!

コールセンターのオペレーターもOLですよね? 多分……。
派遣として就業するのも初めてなので、ドキドキでした。

凸なべは学生時代、アルバイト経験がありませんでした。看護師以外で働いたのはクロネコヤマトの宅急便で、1ヶ月間お歳暮の仕訳をしたのみ。
漠然と憧れていたオフィスレディ―への一歩を踏み出しました。

OLデビューを果たした当時、メルカゾールを1日2錠(10mg)に減量してから約3ヶ月後。甲状腺ホルモン値は正常範囲内で安定していました。

コールセンターでの研修

PCメーカーのテクニカルサポート業務は、いくつかの部署に分けられていました。凸なべが配属されたのは、インターネットとメールに関するお問い合わせを受ける部署。

このように受けるお問い合わせ内容を分けておけば、研修で覚える部分が限定されるので、早くデビューができるという良いシステムだな、と思います。

ですが、いくら覚える部分は限定されているとはいえ、あまりにもパソコンに関する基礎知識がなかった凸なべは、大変でした。どちらかと言うと、「凸なべが大変」というよりは「凸なべを教える人が大変」と言った方が正確かもしれません。

関連記事
PCの知識がほとんど無かった凸なべが、勉強の場所として選んだのはコールセンターのオペレーター!?

【うまくいけば一石三鳥】PC初心者が効率的にPCの勉強をする方法~テクサポの研修という選択肢~

2018年7月31日

それでも、なんとか研修に食らいつき電話応対のマナーや敬語も学びながら、何とか同期と同じく1ヶ月後にデビューにこぎ着けました。

治療開始から最長の8ヶ月間、正常範囲内で安定

【OLデビューから5ヶ月間の数値】

<甲状腺ホルモン値/甲状腺刺激ホルモン値>

OLデビュー3ヶ月前に正常範囲内に入った甲状腺ホルモン値は、メルカゾール1日2錠(10mg)のままで、OLデビュー半年後も正常範囲内のままで安定!

治療を開始してから正常値で経過した最長期間を記録しました。甲状腺刺激ホルモン(TSH)値が、ほとんど上がってこないことが懸念点でした。

忘れたころに再上昇、原因は……夜勤!?

コールセンターで働き始めて半年。だいぶ業務にも慣れてきたころ、甲状腺ホルモンの数値もしばらく安定していたので、すっかり安心していました。

しかし、7ヶ月目。ホルモン値が再上昇しました。メルカゾールは1日2錠のまま内服しており、今回は自己中断も飲み忘れもなく過ごしていました。

変わったことと言えば、コールセンターが24時間対応に変更となり、夜勤が開始されたことくらい。

【夜勤開始1ヶ月後】

<甲状腺ホルモン値/甲状腺刺激ホルモン値>


今までより上昇率としては低めですが、再び高値の状態へ。メルカゾールはふたたび1日3錠(15mg)へ増量となりました。

不規則な生活はバセドウ病悪化の要因となるのか?

バセドウ病には心身のストレスを軽減することが非常に重要とされています。不規則な生活や睡眠不足が、心身へのストレスを増大させバセドウ病を悪化させる原因となり得るということでした。

仕事にも慣れてきていたのでストレスが極端に増えたということはなさそう。夜勤が始まったことで睡眠不足感はありました。日中は、やはり明るさや音が気になるので、夜よりは眠りづらいというのはありますよね。
さらに、夜中に電話をかけてくる人の方が、圧倒的に厄介なお客様が多かったのは事実です。お客様側の時間に余裕がある人が多いためか、クレーマーチックだったり、話が長かったり、すごくマニアックな内容だったり……。

細かいことが積み重なってストレスとなり、バセドウ病悪化の要因になったのでしょうか。

夜勤のないコールセンターへ

派遣社員のメリットは、正社員に比べ辞めやすいことですね。更新しないと言えば、大抵は辞められますから。

 

甲状腺ホルモンの値が上昇したこともありましたが、やはり夜勤は避けたいという気持ちがありました。

そして、「隣の芝は青く見える」の典型。同じようなコールセンターで時給が300円も高い求人を見つけてしまったのです。

 

求人はPCメーカーのコールセンターではなく、回線事業者のコールセンターでしたが、インターネットやメールの部署に配属されていたことが功を奏し、今回は基礎知識バッチリ!
そちらの派遣先へ変更することにしました。

凸なべ
ホントに1つのところに留まることができないんですよね~。新卒で入った会社にずっと勤めているという人は、それだけでリスペクトに値します!

甲状腺ホルモン値は正常値⇒低下に

2つ目の派遣先で勤務しはじめ、2ヶ月。今回の派遣先は2ヶ月間の研修期間が設けられていました。その間に、甲状腺ホルモン値は正常範囲内へと戻りました。

ですが、以前から正常範囲内に入っても甲状腺刺激ホルモン(TSH)値がほとんど上がらず、ずっとくすぶっている状態と判断され、しばらくメルカゾールは1日3錠(15mg)のまま様子を見ることになりました。

1日3錠のまま様子を見始めて5ヶ月後。甲状腺ホルモン値はついに低値になりはじめ、その後メルカゾールを減量しても低値が続きました。

<甲状腺ホルモン値/甲状腺刺激ホルモン値>

そして、あれだけ上がって来なかった甲状腺刺激ホルモン(TSH)値が急上昇。典型的な甲状腺機能低下状態へと移行しました。

凸なべ
甲状腺ホルモンのコントロールというのは、ホントに難しいのですね~。内服治療での寛解率が低いということを身に染みて実感します。
関連記事
コールセンターを渡り歩き落ち着きのない本体(凸なべ)に合わせて、甲状腺も上がったり下がったり状態に。

バセドウ病闘病中⑫~甲状腺ホルモンが正常値になることを断固拒否!

2018年7月20日

バセドウ病闘病中~バセドウ病歴23年目。現在進行形更新中~

2018年7月17日
スポンサーリンク