
バセドウ病歴20年以上。継続が苦手で何をやっても続かない凸なべが、皮肉なものです。


バセドウ病に伴う様々な症状が現れはじめ、体調は徐々に悪化。それでも尻込みして病院受診を躊躇っていた凸なべを心配した両親に連れられ、やっと病院を受診。
病院での検査や診察、そして診断までを書いていきます。
スポンサーリンク何をされるのか。検査は痛い!?ドキドキの病院受診
物心ついてから大病もなく、病気と言えば水ぼうそうと鼻炎、虫歯と自家中毒くらいだった凸なべ。両親に引きずられて、いざ病院へ!!
何科かわからなかったので、とりあえずメジャーな科が揃っている大きめの病院へ。平日の午前中でしたが激混み。具合悪い人っていっぱいいるなぁ、という感想もソコソコにド緊張の凸なべ。
当時は、現在のようにインターネットもそんなに普及していなかったので、情報が圧倒的に足りない&調べられないという状況。病院に行ったら何をされるのか?どんな検査をするのか?痛い?などなど不安でいっぱい。
その反動か、今は秒でググります!調べ魔になっちゃいました笑。
まずは、看護師さんの問診。
大まかな経過と症状を告げて、血圧・体温・脈拍・身長・体重を測定。
その結果、ひとまず内科の医師の診察を受けることに。医師はちょいポチャの優しそうな先生。凸なべが診察室に入ると、脈拍と首の触診をして「うんうん。」と頷き、『ともかく検査をしましょう。』と。
【検査開始】採血で大騒ぎ!?
- 胸部/頸部レントゲン
- 心電図
- 心臓と首(甲状腺)のエコー
- 尿検査
- 血液検査
凸なべが実際に行なった検査です。レントゲン撮って、心電図とって、エコーして、オシッコとって……。
そして、凸なべ物心ついてから初めての採血!!




病院の廊下中に響き渡る断末魔の叫びをあげた凸なべでしたが、今後は診察の度に逃れることはできない採血。
ですが、怖い検査は採血だけ。その他の検査は痛くないものばかりなので、安心してください。
ただ、凸なべはわき腹に弱点を抱えています。心臓エコーの時に『せっかくだから。』と肝臓の辺りも診てくれたのですが、猛烈こそばゆい!!頑張って何でもないふりしたのですが、お腹が逃げ腰(逃げ腹?)でバレバレでした。


しばし待機。結果を待つってシンドイ
血液検査の結果が出るまでは2時間近くかかる、と。
待つって思っているよりツラいです。ドキドキで落ち着かない。いっそのこと早いところバッサリ斬られて楽になりたい!!
ですが、凸なべは子どもの頃から変なプライドを持ち合わせているので、周りには気づかれたくない!弱みは見せたくない!平然としている風を装いました。
ちょうどお昼時だったので、病院の食堂へ。
病院の食堂って、病院食みたいな味気ない感じの食事が出るのかと思ったんですが、かなりしょっぱめ。


気がちっせぇ凸なべは、病院にいる緊張感と検査結果が気になり過ぎて食欲は皆無。母が頼んだうどんを2本食べました。横でガツガツ食べる父に、軽く殺意を覚えながら(笑)。
メンタル強めの両親から、なんでこんなにメンタル貧弱な娘が発生したのかは、凸なべ家の七不思議の一つです。
いよいよ診断。バセドウ病って何病?
食事も終え、待合室で待機していると看護師さんから『結果の説明は、循環器の医師からになります。』とのお達しが!

顔は平静を装ってみましたが、だいぶテンパる凸なべ。リップクリームを繰り出し過ぎてポッキリ折りました。
診察室に呼ばれ、死刑宣告を受ける面持ちで入室。今度の医師は細身で物腰の柔らかい先生。


血液検査と首のエコーの結果から、間違いなくバセドウ病との診断。脈拍が早いのもバセドウ病の影響で、心臓自体の動きは問題ない、とのこと。
突然、くり出されたカタカナの病名に親子3人して思考が停止。おそらく相当アホヅラを晒していたのでしょう。
『詳しく説明しますね~。』といった先生の表情が、それを物語ってました。